じいちゃんの残していったもの
2007-11-09


禺画像]
修理中のデジカメのトラブル、3月の京都親孝行?ツアーの
第2弾=今度はカミさんの両親をつれた小旅行中の出来事。
だいたいのメインの写真は撮れた後だったし
カミさんの親父(ノブ爺:ウクレレレッスン参照)が
銀塩カメラを持っていたので、実害はなかったんです。

実はカミさんがノブ爺の銀塩カメラのシャッター音がいい、と
狙っているのだが(男かよ)、そんな際のトラブルだったので
「何か」を感じてました。

20年近く前、もう亡くなった親父方の祖父が
生前に形見分けしてくれた、一眼レフがある。
オリンパスのOM-10。当時OM-1という高級機があったが、
これはいわゆる普及版。祖父が写真好きだったかどうかは全く不明。
ただ、標準レンズがなぜか2本と、135mmの望遠もあった。
学生時代も1回くらいしか使ったことがなく、結婚してからも
ずっと押入の中。いつからか、内部のモルトがボロボロとなり
ファインダーにゴミが付着するようになり、使えなくなっていた。
修理に出すか、売ってしまおうか、そんな事を先日も考えてました。

このタイミングで、デジカメ故障。
でも、旅行から帰ってきてからは、何故か復活。
一応修理には出しているけど、もしかしたら何もなく
戻ってくるのかも。ただ、ハワイ旅行なんかでこんな事は
ウチ的には絶対許されない出来事。旅行記で写真が無いなんて
そんなことはありえない。(て、旅行記やめればいいのだけど)

で、カミさんからは、風景写真も沢山撮るし
A4に引き延ばして、額装するとなかなか良いのもあるし
「そろそろ一眼デジカメでもいいんじゃないの」と
珍しく法案が通る勢い。

さすがに、じいちゃんの一眼を復活させても、デジタル時代には
どうにもならんのだけど、3本付いているレンズは実は
デジタル一眼でも、マニュアルフォーカスなら使えるのだ。
そうした意味でもボディがだめでも、遺品を生かすことはできる。

しかし、もし、少しでも直せる可能性があるのなら
銀塩カメラとして、たまに使ってもいいのカモと思い始めた。

で、ネットを探すと、OM〓10ユーザーが、それこそ
おじいさんの形見を、とある店に修理に出して復活させていた。
オリンパスのサイトでは、既にOM〓10は修理対象外。
となると、町のカメラや以外では、修理もムリだ。

メールでの確認上、1万円ちょっとでボディは直せる可能性が
出てきた。向こうに行った人のメッセージは、わからないけど
じいちゃんの残してくれたモノは、数十年の時を越えて
復活できるのだろうか。
(つづく)
[E-510]

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