BGM-11
2008-05-31


禺画像]
TVをザッピングしていたら、BS-Japanで
ハワイ系番組「Aloha Hula」がやっていた。
[URL]

ハワイ紹介番組は最近減った気がするけれど
強烈な夕焼けの中でフラを踊るそのシルエットは
510の被写体にしたいと思わせる、美しさ。

ハワイで有名なフラ・フェスタである
メリー・モナークの創始者でもあり、
アンクルと呼ばれる、ハワイ人間国宝の
ジョージ・ナオペが、すばらしい事を話していた。

「フラは言葉さ。あなたの言葉も私の言葉も違うよね。
 だから、フラの形は人それぞれ。誰が正しいとか
 そういうことじゃないんだ。」

「文化は奪いあうものじゃない。あなたは私から奪う必要
 なんてない。なぜなら私はすべてをあなたにあげるから。
 アロハとは、分かち合うことなんだ。」

「日本人がハワイの文化に興味をもってくれるのは嬉しい。
 でも、まず自分の国の文化も大切にして欲しい。」

メモもHDDも回してないから、記憶だけで書いてるけど
特に「奪い合いじゃなく、シェアすること」には
なんだか、すごく感動して不覚にも涙がこぼれた。

ハワイに数回行ったけど、
ハワイのアロハや考え方は
とても日本の神道に似ている。

レイをつくるティリーフの葉を山から取るとき
古式に則り、チャント(祈りの歌・言葉)を行うのは
あたかも、禊ぎ祓いを行い、祝詞をあげるかの様。

川や海や火山には神が宿り、
感謝と畏怖の念をもって、フラを捧げる。
八百万の神を信じた、古き日本人も同じだと思う。

個人的には、神道は宗教ではなく
日本人としてのスピリットでさえとも思う。
だから、伊勢神宮にも行きたいし、
共通なものを感じる、ハワイにもまた行きたい。

閑話休題。
アンクル・ジョージで調べていたら、
彼の監修した、CDがなんと無印で出ていました。
ワールドミュージック系が何本かでていたけど
ハワイアンはこの「BGM-11」。

ハワイアン・クラシックを聴きたい
ハワイ好きには、お奨めかな。
[日記]
[E-510]

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