しょうがない、じゃなくて、しょうもない(´ヘ`;)
2007-07-02


禺画像]
防衛相の大学での「原爆投下はしょうがない」発言が謝罪された。
その理由が「被爆者を軽く見ているかの印象を与えた」からだと。

フジの報道2001でも、話題に挙がっていたが、どんな失言を
したのかと思いきや、話しにならんくらいしょうもない発言だった。

”国による長崎への原爆投下が、終戦を早め、旧ソ連による北海道侵攻
を防いだとの認識を示した上で「原爆を落とされて本当に悲惨な目に
遭ったが、あれで戦争が終わったのだと、そういう頭の整理で今、
しようがないなと思っている」との発言。
歴史も何も学んでない様なおっさんが、国防の要職に就いてるとは
どうにもこうにも、「頭の整理前に、勉強しなおせ」だよ。

1)原爆は戦争を終わらせるために落としたワケじゃない。
 ポツダム宣言に天皇制存続の条項を外したのは、時間稼ぎ。
 日本に降伏してもらっちゃまずかったワケで、ソ連抑止のためにも
 原爆実験したかった米国。
 青色吐息の日本にとって、戦争をいつ集結させるか画策していたが
 その相手をソ連にとしていたのが皮肉というか哀れというか。

2)北海道侵攻? 
  北方領土の事や、シベリアに抑留された人を忘れたのかよ。
  原爆を落とした直後、彼の国が火事場泥棒的に満州に攻め入り、
  その上シベリアに抑留された人達がいるのに、北海道が取られ
  なくてよかったってどんな感覚なのよ。
  あの時、時間さえあれば、北海道も今頃北方領土だよ、きっと。

3)しょうがない
 戦国時代、日本国内で争っていた時代があるからか、
 江戸時代末期の官軍と幕府軍の戦いからか、
 「勝てば官軍」」ちゅう言葉があるくらいで、たぶん日本人の
 メンタリティの中に「負けたらしょうがないじゃん」的なものが
 絶対あると思う。
 だから「日清・日露までは良いが、勝てもしないアメリカに
 なんで闘いを挑んだ」的も発想も生まれちゃうのかもしれないけど
 この一言で片付けられてしまうと、もうどうにもならん。
 これこそ、戦後GHQ洗脳の成果だということに気がつかない位
 染みついてるんだよね、悲しい。

ま、野党からも「辞めるべき」という声が挙がってるが
「目くそ鼻くそ」とは良く言ったものだ。
だったら「靖國反対」っている連中は、みんな国会議員
辞めなきゃなんねえべ。

小林よしのり氏辺りに「歴史検定」作らせて、国会議員に
受けさせたら、たぶん8割は落第なんじゃないか?

それより何より、某大学でこんな講義を受けた学生は
「異議あり」とも言わず、だまって聞いていたんだろうか・・・。
そっちの方が深刻な問題かもしんない。

「被爆者に対して失礼」的なところだけが問題か??
その感覚おかしいでしょ。
「公」の場で、「私」的な意見を
訳もわかってもないのに、言わんで欲しい。頼むから。

今回かな〓り乱筆乱文。御容赦を。
[日記]

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